『彩雲国物語』「白虹は天をめざす」感想♪前編

はい、あらためて簡単に?感想いってみたいと思います☆

彩雲国物語白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫 46-14) 彩雲国物語白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫 46-14)
雪乃 紗衣 (2007/08/31)
角川書店

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*あらすじ*
監察御史として歩み始めた秀麗。
一方、国王・劉輝は、忠誠の「花」を返上して藍州へ戻った側近の楸瑛を取り戻すため、王都を密かに発つ。
その劉輝を追うのは秀麗の役目となり…!?

ということで、以下、若干ネタバレありのためご注意ください☆

*****

忠誠の証でもあった「花」を返上し、自分の元を去った楸瑛を取り戻すため、藍州へ赴くことを宣言する劉輝。
お供は、成り行きでなぜか十三姫と邵可が務めることに(笑。
その際、リオウに「王としていくのか個人としていくのか」と問われ、劉輝は答えに窮します。
周りから大切な人達がどんどんいなくなり、孤独に耐えられなくなっていた劉輝は、何もかもから逃げ出すように貴陽を離れます。
すべてを悠舜に託して―。
 
一方の秀麗は、どうしても気にかかる塩、人事、兇手(と楸瑛)の件を調べるため、葵皇毅に幾度となく食い下がり、ようやく藍州行きの許可をもらいます。
と、その矢先、皇毅からついでに(笑、お忍びで藍州へ向かった王を連れ戻すよう命じられる秀麗。
お供にはタンタンと、制試を受けるため貴陽に来ていた燕青を連れていくことに。
静蘭は今回、秀麗を燕青に任せ、自らは貴陽に残ることを選択します。
すべてはかわいい弟のために…といった感じでしょうか(笑。

一方、劉輝の逃避行によって仕事の増えた悠舜を心配するあまり、黎深様は尚書令をやめろと悠舜に迫るものの、話は平行線のまま。。
うーん、このままこの二人は対立してしまうのでしょうか?

楸瑛は藍州にありながら、州府の支配の及ばない縹家指定神域、九彩江 へと向かいます。
その竜眠山にある藍家本邸にいるであろう藍家当主、藍雪那(三つ子の兄が三人で務める)に会うために。

一方の秀麗一行は藍州州都、玉龍に到着。
藍州州牧、姜文仲に王が藍州に来ていることを告げ、協力を仰ぐ秀麗。
クールに接しながらも実は秀麗ちゃんに興味津々…vなあたりは、
文仲さん、ちょっと黎深様に似てますねー(笑。
秀麗たちは司馬家のことを調べるため、五年前の司馬迅による実父殺害の調書を見せてもらいます。
この迅と十三姫の話はややこしいので割愛(笑。
ただ、二人の関係は、

「互いの傷に、確かに囚われていた。
だからいつだって幸せになりきれなかった。」


この十三姫の言葉に集約されているのかもしれません。
かなり切ないですが、それぞれの幸せのために、別々の道を歩むことを決めた十三姫と迅。
愛し合っているのにどうしてもうまくいかず、互いに不幸にしてしまう二人。。
十三姫は秀麗と劉輝もそういう巡り合わせなのかもしれない、と不吉な事を言ってますが、できればこんな結末は迎えないでほしいですね。。
あまりにも切な過ぎるので。

一方、劉輝は貴陽から遠く離れた地で自分自身と向き合い、そして気づきます。

「―自分は逃げ出したのだ。
絶対に逃げてはいけなかったものから。
だから、こんなに苦しくて苦しくて苦しい。」


劉輝がとっても痛々しくて可哀想ですねー。。
そして「王たる者だけがあの宝鏡山の上にある縹家の社に辿り着ける―」という伝承を思い出した劉輝は、十三姫と邵可に何も告げず、一人山の中へ入ります。
一方、王が自分を迎えに山に入った事を知った楸瑛は、兄の雪那に藍家ではなく王を選ぶことを宣言し、劉輝の元へ。

―何があっても、きっとあの王と一緒なら後悔はしない。そう思ってしまったから。

ということで花を返上した時点で、すでに楸瑛の心は定まっていたようで。
つまり「藍楸瑛」という名で受け取った「花」を返したということのようです。
うーん、ホッとしましたねー。
どうなることかと思いましたよー、もう(笑!
まあ、とりあえずこれで楸瑛のほうは一安心といった感じでしょうか。
そして劉輝の九彩江入りの報を受けた秀麗もまた、迷わず九彩江へ―。
 
ということで、つづく?

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